新聞報道で、某大手生保の和解記事を拝見しました。予想受取額と実際の受取額に大きな差異がありましたので、ひょっとすると、受取配当が大きく減少したということかもしれません。その昔、生存祝金付定期保険等で、元本割れ問題を週刊誌等で指摘された記憶がありますが、今回の件は商品設計ミスというよりは、募集時の話法に問題があったということでしょうか。奇しくも、明日、生命保険支払専門士試験が開催されますが、最近の消費者よりの司法判断に、より一層拍車がかかる時代に突入したようですね。生命保険文化センターの『保険事例研究会レポート』で、本件の解説を是非、お願いしたいのですが、和解の場合は出ないのかもしれませんね。
我楽多さま、投稿ありがとうございます。この裁判、ちょっと見過ごしていたんですが、判決ではなく和解なんですね。子供保険の元本割れくらいでは保険会社が負けるとは思えませんから、保険会社が和解した、ということは、これはあくまで個人的な推測ですが、何か表に出したくない募集行為上のかなりの問題があったのではないか、と思います。元本割れの説明不足くらいで和解するとは思えません。判決だとある程度の内容は公表を免れませんが、和解してしまえば全て隠すことができるのではないでしょうか。だとすると『事例研究会レポート』も望み薄かもしれません。管理人